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*** ポリボトル用のポンプの巻 (3) ***

17.ポンプ容器の底部には弁(吸水弁)らしきものがあった!

ポンプ容器の下の部分には、リング状の部品が見えます。これを手で引っ張ると持ち上がります。
上部の弁(吐出弁)には鋼球が使われていましたが、下の部分はプラスティックを使った弁が使われているようです。弁の下にはスプリング(バネ)がはめられています。部品を上に引くと弁が開きます。通常はスプリングで引っぱられ容器の底をふさぐ役割をしているようです。
通常は下に引っ張られており「閉」の状態になっていますが、ピストンが上にあがってポンプ容器の圧力が下がると下の液体に押されて弁が「開」になるようです。
そうです。これもt止弁です。上は鋼球(鉄のボール)の弁でしたが、これはもう少し複雑な弁ですね。
ピストンが上に動く時には、ポンプ容器の中の圧力は低くなるので、上側の鋼球は下に引かれて「閉」の状態。逆に下のプラスティックの弁は低ュなった圧力により下からポンプ容器に流入する液体に押され「開」の状態になり、下から液体を汲み上げるようです。

18.更に弁の中を見るためノコギリで切ります

もう少し中がよく見える様、中を傷つけないように注意して外側をノコギリで切ります。

19.弁の上の部分がよく見えるようになりました!

弁の上の部分です。通常はこの部品が下に引っ張られポンプ容器の底で栓(せん)の役割をします。
上の写真は、指先で引っぱって弁を「開」の状態にしたところです。指を離すと下側にあるスプリングに引っぱられて「閉」の状態になります。
この部品の下には、下に引っ張るためのスプリングが組み込まれているようです。半透明のプラスチックを通してスプリングが見えます。


20.弁そのものを取り出してみましょう

弁を取り出すためにまたまたノコギリを使います。弁を取り出せるよう、外側を切り取ります。

21.ポンプ容器の底に取り付けられている弁(吸水弁)です

ついに弁を取り出すことができました。
この弁はプラスチックとバネで構成されています。バネで下側に弁を引っぱってポンプ容器の底をふさいでいますので、容器側の圧力が高いときに「閉」の状態です。容器側の圧力が低くなると下からの流れの圧力で「開」の状態になるようです。
液体の粘りがかなり高いので、下部の弁は、ある程度の力で下に引っ張らなければ役目を果たせないのでしょうね。上部の鋼球ボールに比べれば少し部品らしい部品ですね。

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