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見えないものを見る工夫
=レーヴェンフックをまねて手作り顕微鏡(2)=
<手作り顕微鏡での観察>
手作り顕微鏡での観察対象は、プレパラートにセットします。はじめから観察対象を挟み込んだプレパラートも、「トイザラス」のような店では売られています。このようなプレパラートを買うのも一手です。千円弱で8種類くらいのセット済みのプレパラートと、自分でプレパラートを作るための材料のセットを買うことが出来ます。

プレパラートを手作り顕微鏡の前にセット

プレパラートのカバーガラスi観察対象の上にかぶせてある薄いガラス)側と手作り顕微鏡のレンズをあわせ、裏から懐中電灯の光を当てて観察します。
手作り顕微鏡は簡単に作ることが出来ますので、それぞれのプレパラート毎に専用の手作り顕微鏡を決めて、あらかじめ適切な位置にセットしてセロテープ等で固定しておくといいかもしれません。


<手作り顕微鏡の画像をデジタルカメラで撮影>
手作り顕微鏡を作ると、観察結果を写真撮影したいという気持ちになるでしょう。
写真撮影の方法も肉眼で観察する場合と基本的に同じです。ただ両手を使うために光源を固定して撮影するとうまく行くでしょう。
デジタルカメラは、オートフォーカス機構を備えているため、手作り顕微鏡の小さなレンズにデジタルカメラのレンズをあわせると自動的に焦点あわせが始まります。
後ろからの光の当て方や、場合によってはデジタルカメラのズーム機構を操作してみて下さい。手ぶれに注意すれば撮影出来るはずです。
数種類のデジタルカメラで撮影を試みましたが、いずれもうまく撮影できました。

後ろから光をあてると液晶モニター画像が・・・!

手作り顕微鏡のレンズにデジタルカメラのレンズをあわせ、裏から懐中電灯の光を当てて撮影します。

デジタルカメラで撮影 露草の細胞

実際に手作り顕微鏡による露草の細胞をデジタルカメラで撮影したものです。

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