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*** デジタルカメラの巻 (5) ***

デジタルカメラの分解を終えて
初めてデジタルカメラを分解しました。小さな部品を見るたびにどうやってこんなに小さな部品を作り、そしてそれらを組み合わせるのだろうと不思議になります。

たぶんネジ一つにもこれまでいろんな人が工夫してきたアイディアが生かされて量産が出来るからこそ、目玉が飛び出るような値段ではなく一般の人が買うことが出来るような値段で便利なデジタルカメラが市販されているのでしょうね。

「ものこわし」をしても実際には使われている技術や工夫を完全に理解出来るわけではありません。しかしながら、中味を見てみよう(ブラックボックスを開けてみよう)とすることが重要だと思っています。ブラックボックスは魔法で出来ているわけではありません。誰かが考え工夫した努力の結晶として出来上がっているのです。はじめから分からないだろうと諦めるのではなく、中に込められたアイディアや工夫、努力の跡を探してみてはどうでしょうか?

分解してみると何かを感じます。それが重要だと思います。多くを期待しなくても十分に楽しめるのが「ものこわし」です。捨てるようなものがあれば、捨てる前に「ものこわし」に挑戦することをおすすめします。
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