― 高校生によるキューブサット開発 ―
SaganSat0号機ミッション基板完成
2024年3月JAXAGA SCHOOL高校生の部、CubeSat開発活動で製作された
超小型人工衛星のミッション基板が完成しました。
このSaganSat0号機に搭載されたミッションを紹介します。
SaganSat0号機のミッション
Mission-1
サイコロ宇宙航記
地球撮影用の360°撮影超小型カメラを左右のパネルにそれぞれ1台ずつ配置した。
この2台のカメラで撮影した2枚の写真を合成することで、720°の映像にする。
この全天周映像を通して、人工衛星から見える景色を体感することができる。
開発チーム・完成したミッション基板
Mission-2
赤外線を使った地球の気候の調査
赤外線カメラを使って宇宙から地球上の雲の量や分布を測定する。
SDGs13「気候変動とその影響に対処するために緊急に行動を起こす」を意識し、土地が低く洪水や水害が起こりやすい地域の空を監視して独自の予測を行い、早急に対策を講じることを使命として活用する。
開発チーム・完成したミッション基板
Mission-3
宇宙の音の集音
宇宙空間でγ線を測定する。測定したデータを地上に送信しアプリケーションを介して音に変換する。
地上での測定データと比較することで、地上と宇宙での放射線の状態の違いを、
子どもでも分かりやすく表現する。
開発チーム・完成したミッション基板