10月25日(水)、27日(金)SaganSat0(FM機)組み立て試験、振動試験を行いました
2023年10月25日、27日 九州工業大学において、SaganSat0(FM機)の組み立て試験、振動試験を行いました。
SaganSat0(FM機)の組み立て試験、振動試験
九州工業大学内の超小型人工衛星試験センターのクリーンルームにおいて、SaganSat0の組み立て試験を行いました。作業手順1つ1つを指示書に従い確実に実行しました。作業が終わるたびに、手順書にチェックを入れて確認を繰り返しました。朝から夜までかかる大変な作業になりました。
組み立てが終了した後、丸1日経過し、ロックタイトが硬化したことを確認して振動試験に取りかかりました。SaganSat0を治具に収め、加速度センサーを取り付け、振動試験機に固定しました。その後、3方向の試験を繰り返し、破損等がないことを確認しました。その後、機能試験やシャープエッヂ試験等を経て、フライトモデルが実用できることを確かめました。一歩ずつ、SaganSat0の打ち上げ、運用が近づいていることを実感しました。
佐賀新聞社よりこの振動試験の取材を受け、翌日10月28日朝刊に掲載されました。
10月22日(日)キューブサット開発 第3期講座を行いました
2023年10月22日、佐賀県立宇宙科学館において、4回目のキューブサット開発 第3期講座を行いました。
第4回 講座「宇宙通信に触れてみよう」
東明館高校の山下智志先生を講師にお迎えして、SaganSat0運用に活用するアマチュア無線についての講義を聞きました。
身の回りの生活の中で多様な無線通信が利用されていること、無線通信を活用することで私たちの生活が快適になっていることなどを知りました。その無線通信の一部を利用して今後SaganSat0を運用しようとしていることを学びました。
山下先生の指導の下、身近な材料で手作りアンテナが作れること、PCを接続し専用ソフトを使うことで電波を受信できることを確かめました。その後、自分たちが作ったアンテナを利用して、電波探索活動を行いました。PCに接続したアンテナを様々な方向に回転させ、その受信状況から無線機の場所を探すことを楽しみました。自分たちが手作りしたアンテナでも館外からの電波を確実に受信できていることに驚いていました。
8月20日(日)キューブサット開発 第3期講座を行いました
2023年8月20日、佐賀県立宇宙科学館において、2回目のキューブサット開発 第3期講座を行いました。
第2回 講座「SaganSat-0の開発について」
今回の講座では、九州工業大学教授 北村健太郎先生にこれまでのSaganSatプロジェクトの経過を話していただきました。
キューブサットのミッションコンテストから始まり、エンジニアリングモデル(試作機)の開発、大学における衛星試験、フライトモデルの開発など各校の先輩たちが行ってきた活動を振り返ることができました。
後半の実習(第3回)では、大学院生の協力のもと、SaganSatと交信をするために地上局無線機の操作方法を学習しました。
宇宙科学館の屋外に設置されたアンテナを操作したり、PCを用いた受信手順を学んだり、ダミー機からの信号を確かめたりしました。
それぞれの高校ごとに、このあと受信データをどのように活用していくのか、考えを深め合いました。
8月6日(日)キューブサット開発 第3期講座を行いました
2023年8月6日、佐賀県立宇宙科学館にて、キューブサット開発 第3期講座を行いました。
第1回 講座「リモートセンシングと衛星活用」
第1回目の講座では、佐賀大学名誉教授 新井康平先生に講義をしていただきました。
それぞれのチームが取り組むミッションについて、いろいろな研究事例を紹介していただきました。
3期目を迎え、各高校において生徒が入れ代わり、自分たちがやることを再確認することができました。
新井先生の講話を聴いて、グループごとに話し合い、いろいろな考えをまとめていました。
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